2019,02,17
GLIM SPANKY
「大人になったら」
先日恵比寿の LIQUIDROOMで、加山雄三さん率いるTHE KING ALL STARSとGLIM SPANKYの対バンライブがありました。
Double内ではボーカルの声がカッコいいねと密かなブームになっていたので、スタッフ総動員で行ってきました。
GLIM"灯火"とSPANKY"血気盛んな、勇敢な"という意味の単語を合わせた造語がバンド名になっているGLIM SPANKY。
ボヘミアンな雰囲気で60~70年代のロックとブルースを基調にしながらも、オリジナリティのあるサウンドと、歌詞を感じさせられるバンドです。
とある番組では小説家の北方謙三さんが彼女達のことを、最近面白いバンドがいると大絶賛されていたのを見ました。
ハスキーボイスと力強いギターのリズムは、世代を超えて多くの音楽ファンに愛されています。
そんなGLIM SPANKYには魅力的な曲が沢山あるのですが、
その中から今日は、大学生の時に産まれたという「大人になったら」を紹介します。
「夢を見るやるせない若者たちの瞳は眠らない」
冒頭の一節からもミュージシャンである若者たちの歌であることがわかります。
「音楽なんてくだらない事やっても無駄だから辞めちまえ。どうせ叶わない夢なんだから」
学生時代に周りの友達が将来の道を決めていく中で音楽を続けるか迷っている時に、ある人からこんな言葉を投げかけられ
悔しさと寂しさを感じ、音楽を続けて行く事、夢を追いかけて殻に閉じ込もらずに好きな事や、いつまでも子供のように目を輝かせ音楽を続けて行きたい思いからできた曲なのだそう。
今回のLIVEでは、「 大人になることで純粋な気持ちを忘れてしまった大人達にも輝きを取り戻して欲しい、、」
という印象的なMCから曲が始まりました。
やはり音楽を一生懸命にやっている人の目は違いました!とっても目が輝いていてカッコよかったです。
ちなみに彼女たちが様々な曲のカバーをしているのですがそちらもおススメなので紹介します。
また、お父さんの影響で子供の頃から沢山のレコードを聴きながら育ったそうで、曲のセレクトがまた良いです!
ジャニスジョップリンや浅川マキさんの曲をかっこよく歌っています。
ちなみに浅川マキさんの「それはスポットライトではない」は松尾レミさんがバンドを始めた頃にお父さんから教えてもらった思い出の曲だそうです。
ジャニスジョップリンの「MOVE OVER」もハスキーな声にバッチリはまっています!
周りにたくさんのレコードがある環境で育った人が作る音楽はとても魅力的ですね!
自分の中では最近なかなか良いと思う音楽なかなか見つからない中での今回のLIVE。
自分達のスタイルを持っている2人のようにいくつになっても子供の様なキラキラした目で
美容師を楽しんで続けて行きたいと思った夜でした。
皆さんも機会があれば是非LIVEに行ってみてはいかがでしょうか?
追記
加山さん率いるTHE KING ALL STARSとてもパワフルでカッコ良いのでぜひチェックしてみてください!