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2022,03,11
ドレスコーズ 「ピーター・アイヴァース」

ドレスコーズ 「ピーター・アイヴァース」


好きな映画の基準になる一つとして、ラストシーンからエンドロールに入ってくる主題歌は、僕の中でかなり大事です。
そこで、今回紹介したい曲は、アニメーション映画「音楽」の主題歌 ドレスコーズの「ピーター・アイヴァース」

一部の層から熱狂的支持を受けつつも、映像化は不可能だといわれ続けていた大橋裕介原作の漫画「音楽」。
有志による40000枚を超える手描き作画という圧倒的な熱量によって、この度映像化が実現しました。
思いつきでバンドを結成した不良3人組が音楽の楽しさに魅入られる物語を描いたこの作品。




ジャンルを問わず音楽が好きだという人にほんと見てほしい!
この不良3人組が初めてセッションして、一発目の音を「ジャーン」と弾いた瞬間の表現。
このシーンが、自分が中学生の時に初めてバンドを組んでスタジオで初めて「ジャーン」と引いた瞬間のヤバさというか、 言葉にできない衝動に駆り立てられた記憶が蘇り、いつの間にやらこの映画に引き込まれていきました。

話を「ピーターアイヴァース」に戻しましょう。

僕はこの曲に出会うまでドレスコーズのことは知りませんでした。
ドレスコーズ以前は、熱烈なファンが多い毛皮のマリーズというバンドを組んでいて、現在はドレスコーズ名義で活躍している志磨遼平。
個性的な声質で自分の世界観に揺るぎがない、そんな印象を受けました。
にわかというか、映画きっかけで知った自分は、ここで多くを語るのはやめます。 


https://dresscodes.jp  

ドレスコーズホームページより写真引用

 


余談ですが、主題歌「ピーターアイヴァース」、この曲名は実際にいたアーティストの名前でもあります。
アメリカ出身のミュージシャンで、映像制作なども手掛けた天才肌の音楽家であった彼。
その才能故か、36歳という若さで逝去しています。

エンディングからの最初のイントロが流れてきたその時、なんとも言えない高揚感に包まれ、いい映画だったな〜と思えた瞬間。
さっきまでの映像を振り返りながら思いに馳せる。
クラシックも、ポップスも、ロックも、音楽全てにおいて
聴く人の感じ方は自由だし、聴くにせよ、演奏するにせよ、
もっと敷居が低いものであってよいと思わせるそんな映画であり、主題歌だと感じました。

こんなにもいろんな音楽が世界中にありふれていて、きっとたくさんの音楽を知らないまま死んでいくのだろうけど、
勿論、自分の大好きな音楽を聴くことは癒されるし気分も上がると思う。
けどそれだけではもったいない、あまり意固地にならず、柔軟にいろんな音を取り入れていきたいものですね。



ちなみに昨年からカホンはじめました、、、


あー、本当に音楽は素晴らしい。

Double西村光太郎