2023,02,12
イケおじサウンドマジシャントリオ/YMO
まだまだ音楽に疎かった中学生の私は、吹奏楽部の演奏でYMOを知りました。
理屈抜きにブチ上がる高揚感、テクノポップ(この呼び方も日本の造語)を体験したのはこの曲が始めてだったかも…
「 RYDEEN 」でした。
はっぴーえんど で既にメジャーデビューしていた細野晴臣 (たびたびこちらでも紹介させていただいてます) が、
自身のソロアルバムのレコーディングに参加していた高橋幸宏、坂本龍一に声をかけ1978年に結成したのが YMO 。
で、1980年発表のアルバム「 ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー 」から発表された2枚目のシングルが「 RYDEEN 」。
40年以上も前の曲なのに、今聴いても気分が上がるし自然と体も動いてしまう。
ホントかっこいいわ〜って思うのは楽曲だけでなく、ファッションやヘアスタイルも。
今現在ちょっとしたブームになってるテクノカットは、彼らから。
少しづつブラッシュアップされながら良いものは繰り返されるのです!
メンバー3人がそれぞれに色んな活動をしながらそれぞれに大活躍している。
それだけでも凄い上に、年を重ねるごとにカッコよく進化し続けてる。なかなかできることじゃない。
それも新年早々の訃報で、また3人での活動は見ることができなくなってしまった。
何かの番組でどこかのミュージシャンが言ってたけど、1曲でいいから良いものを作れたらそれで本望って。
ずっと先まで歌い続けられ、聴かれ続けられ、それが日本だけじゃなく世界中のどこかでって・・想像するだけでゾクゾクする。
音楽の世界だけに限らず、ほんとそうなんだと思う。
もの凄いことなんだって。
私にはこの春、高校生になる一人娘を持つ幼なじみがいる。
この彼女のお嬢さん、私が通っていた高校に進学するらしい。
理由を聞いたら、吹奏楽部が盛んだからなんだそう。
私の在学中はひっそりと活動していた吹奏楽部、今では全国も狙えるくらいの実力があるんだって。
時の流れというのはこれだから面白い。そこでもまた、道は続いていくね、確実に。
本当に楽しみ!