HEARTS/Double Bside

HEARTS
Double

「晴れのち」

2016,11,09
季節を気にせず楽しむリゾート
リゾナーレ小浜島

NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」のロケ地としても知られる島、小浜島。

自転車で周回できるこの島にはコンビニもスーパーも信号機もなく、ただただ遠浅のきれいな海に囲まれるだけの時間の使い方は、東京で過ごす人たちにとっては世離れを楽しめる贅沢な時間。

羽田空港から経由地の石垣島へは3時間弱、緯度で言えば台湾と同じ位置にある小浜島は、秋の東京の肌寒さをすっかりと忘れさせてくれる真夏の気候。気温は10月末にして、なんと32℃。

石垣空港を降りると、すぐにやってくる熱帯の気候に南の島に来たんだなとすぐに実感します。

 

石垣島は、街の中心部に港があり、そこから八重山列島の各島にフェリーや高速艇が出ています。石垣島から小浜島へは25分間の短い航路。
この石垣島と小浜島を結ぶ高速艇がなかなかのスピード。そして波の上を飛ぶように進むので若干の恐怖と衝撃に耐えることになります…苦笑

小浜島のさとうきびが生い茂るシュガーロードを越えたあたりに、星野リゾート「リゾナーレ小浜島」はひっそりと佇んでいます。

 

ホテルに一歩足を踏み入れたらそこは別世界。敷地の入り口からホテルのフロントまではゴルフ場になっていて、歩いたら20分はかかる距離。

さらに、フロントから部屋までも結構な距離があるので施設内の移動はカートで送り迎えしてもらうか、20分おきに運行している施設内専用のバスに乗らないとたやすく移動はできません。

レストランが2軒、プールが3箇所、カフェも一軒あって、スパもあり、図書室、バー、極めつけはプライベートビーチに100メートル位ありそうなハンモックと、それはまさに壮大なテーマパーク。

それぞれの施設が距離を保っているので、ホテルリゾートにありがちな「部屋を出てエレベーターで何階に〜」という感じではなく、施設内をゆっくり歩いたり、バスやカートに乗って移動するというまるで小さな村に住んでいるような感覚になります。

「こんなにのんびり贅沢な時間を過ごして良いのだろうか」という罪悪感さえ生まれてきそうですが、そこは「郷に入っては郷に従え」精神。ひたすらゆっくり流れる時間に身を任せることがやはりオススメです。

食事はカフェでもビュッフェでも取れますが、目の前にプールと池が広がるイタリアンレストランが格別です。夜はライトアップもされており、雰囲気もとてもいいかんじ。

 

食事を終えたらハンモックに横になり、夜のやわらかな海風に吹かれながら頭上に広がる星を眺める。普段とは違う時間の流れに身を任せ、ゆったりと時間が経つのを待つ。

 

東京から3時間、台湾やハワイと同緯度の小浜島にあるリゾナーレ小浜島。
ぜひ訪れてほしいスポットです。