代官山の駅を出て５分ほど歩いた路地にあるお店。

”オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー”

1803年に調香師ビュリーがパリで立ち上げた『オフィーシーヌ・ユニヴェルセル』を
ビューティー誌『CORPUS』の発行人のヴィクトワールさんが蘇らせたお店です。

創業者の考えに惚れ込んだ彼女が当時のプロダクトを研究し、作り出したボタニカルアイテムが所狭しとラインナップされています。天然の素材から抽出した、不純物の入っていないもの、昔ながらの伝統的なアイテムにウキウキしてしまいます。

2017年春に日本に上陸したばかりですが、噂を聞きつけて訪れたお客様が予想外に多く、オープン２日目にして売り切れてしまった為いきなり休業するほど話題だったそう！
落ち着いてくるのを待ってから、やっとお店に伺うことができました。
案の定、平日の昼過ぎのゆっくりした時間帯に訪ねてみたら、まさかの貸し切り！（それはそれで緊張。笑）
ゆっくりとお話が聞けたのですごくいいタイミングでした。

店の中心で半分に分かれた内装は、まるで違うお店なのではないかと思ってしまうほど。
片方は、パリに伝わる伝統的な技術を持った職人に作らせた彫刻をはめ込み、19世紀のパリの老舗の薬局のようなデザイン。
もう片方は、オーナーが東京をイメージしてモダンなデザインの中に日本独特の " 四季 " を表現する為に自然の素材をアクリル樹脂で壁に埋め込んでいるとか。

店内に丁寧にディスプレイされているものはどれもとても素敵で、あれもこれも欲しくなってしまいます。

石けん、シェービングクリーム、トゥースペースト、化粧水、ボディオイル、ハンドクリーム・・・
なんといってもアルコールを使っていない世界初の香水がどれをとってもいい香り。
１２種類ある香りはどれも嫌味がなく、ユニセックスで楽しめるものも多いです。
スプレーから出てくるのは乳白色のクリームにも似た質感の香水で、私はあっという間に虜になりました。



スキンケアも『なるべくシンプルに』と、化粧水は、バラの蒸留水からできたもの一つのみ。

購入すると小さなタグにカリグラフィーで名前を書いてくれるという素敵なパフォーマンスにドキドキしてしまいました！！
プレゼントにも、自分へのご褒美にも最適なBULY。

いつもと違うものを探しているときにふとまた立ち寄ってみようと思います。


written by  コイヌマ　ミホ