東京から車で約2時間程で行けるその絶景の丘は、茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園の『 みはらしの丘 』
360度見渡すと、この反対側には真っ青な太平洋を望むことができ、海からの風がとっても心地よい場所なのです。
東京ディズニーランドの5倍程度の面積にあたる約200ヘクタールの広大の敷地に四季折々の花が咲くほか、遊園地やサイクリングコースなど。
また毎年夏に開催されるROCK IN JAPANの会場としてもおなじみのスポットです。
中でもこの時期に咲き誇る約450万本のネモフィラが丘一面を埋め尽すのです。
ここでちょっとネモフィラの豆知識。
花言葉は、
「可憐」
「清々しい心」
「あなたを許す」
「どこでも成功」
秋に種をまき春に花を咲かせる北アメリカ原産の一年草。
葉は長く細い切れ込みが入り、唐草模様のように見えるため和名を「瑠璃唐草(るりからくさ)」というそうです。
属名である「ネモフィラ」は、ギリシャ語の「nemosネモス(小森)」と「phileoフィレオ(愛する)」が合わさった言葉なんですって。
森の周辺に生息していることが多いことからこう名づけられたそうで、名前までもが神秘的。
この国営ひたち海浜公園のネモフィラは青空のような花を咲かす「インシグニスブルー」という品種で
直径2~3㎝の小さく可憐に咲くその様から英語で「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれるのも納得。
それほど澄んだ美しさを感じさせます。
そしてひたち海浜公園で楽しめる花畑はネモフィラだけではありません。
春にはスイセンやチューリップ、ネモフィラ、夏にはジニア、ヒマワリ、ラベンダー。
秋にはコキアやコスモス、バラと1年を通じて、季節に応じた様々な花畑を楽しむことができます。菜の花とネモフィラのコラボは色のコントラストがとても綺麗。
パノラマ絶景が広がるネモフィラ畑から色とりどりの花々、そしてたくさんのアクティビティ。
どこか現実離れした絶景、
地上に海が出現したとも、
空中を散歩しているとも表現されます。
今の時期だけの「青の楽園」をこの目に焼きつけに、ぜひお出かけしてみてくださいね。
Written By Double Kayoko Kashiwa