私が初めて読んだ萩尾望都先生の作品です。母の本棚にあり、出会ったのは小学生だったと記憶しています。萩尾望都作品の中でも特に、子供でも読みやすいストーリー!
作中に色んな星の人種(宇宙人?)が登場するのですが、みんな見た目も文化も個性的。でも特にフロルが可愛い!!
フロルが一体どんなキャラクターなのか...女性なのか男性なのか、はたまた...?作品を読んでぜひ確認してみて下さい。
『ポーの一族』吸血鬼(バンパネラ)伝説を題材にした、少年の姿のまま永遠の時を生きるエドガーの物語。200年以上の時間が交錯する構成で、18世紀の貴族の館から、20世紀の中等教育機関(日本でいう中高一貫校)まで様々です。言わずと知れた代表作。あえて多くは語りません。
ひたすら耽美...
この時代の少女漫画特有の、性を感じさせない天使の様な美少年たちを存分に味わえる作品です。
なななんと、40年ぶりの続編が出版され、2021年11月に「ポーの一族~春の夢~」が完結しています。
わりとどんなジャンル、どんな時代の漫画も読みます。
90年代に生まれた私ですが、本当に好きなのは70年代の漫画。
そこには今流行りの、大量にはられた伏線、トリック、覚えなくてはいけない特殊な能力の設定なんてほとんどありません。
登場人物の繊細に描かれた人間性、時代と文化に基づく作品背景や舞台、設定。
それだけで充分すぎるほど魅力的で、とてつもなく重厚なんです。
今回ご紹介した萩尾望都先生もまさに70年代の少女漫画黄金時代を築いた数々の漫画家の代表的な1人です。
みなさんもぜひ、萩尾望都作品を読んでみて下さい。
全くの別世界を体感できること請け合いです。
本当はもっと紹介したい作品がたっくさんあるんですが...
オタク特有の情熱が止まらないので、ここら辺で終わりにします。
ここまで読んで頂き有難うございました!
花