2022,04,22
花の偏愛日記 ベルリンうわの空編
私は施術時間が長くなりそうなお客さまに、よく雑誌の他に漫画もお渡ししています。
(そう、今回ご紹介するのもまた漫画です!)
美容室ってリラックスできる場所、と思っているので、渡す漫画にも私なりにこだわりが…
内容が難しくなく、暴力的だったり激しくないもの、読むのがストレスにならず老若男女問わず読めるもの。
自分なりに厳選して、私物からピックアップした漫画で特にお客さまから反響のあった作品がこちら。
「ベルリンうわの空」 著 香山哲
どんな漫画なのかというと…
読むとベルリンに行きたくなります。
筆者の香山哲さんがベルリンで暮らしながら、特段何をするわけでもありません。
自分の気持ちによーく耳をすませて「街」や「生活」について「どこであっても大事なこと」を中心に描いています。
何故か香山さんを筆頭に、登場人物は人ではない何か不思議な外見なのも可愛い。
素敵だなぁと思うコマを抜粋してご紹介。
(ベルリンうわの空 1巻より)
日本ってこんなことしてあげれないなぁ、と思ったり、
(ベルリンうわの空 1巻より)
確かにきつい広告、催促してくるような広告が多いなぁと思ったり。
(正直私もこれを読むまで、それが常識だと思っていました…)
(ベルリンうわの空 ウンターグルンドより)
見ず知らずの他人同士で、優しさを表明&授受できる「あげますボックス」。
(ベルリンうわの空 ウンターグルンドより)
筆者はベルリンについて、街全体が余裕ややさしさが多い、とにかく人が温かい、犬や子供が楽しそう、しなくて良い遠慮をしていない、「生命それぞれが、生きていく時間の質」をみんなが大切にしている印象を持った、と載せています。
(ベルリンうわの空 ランゲシュランゲより)
読むとふわっと気持ちが良い、これまでの生活が派手ではなくても少し輝いて見えます。
癒される、と言いますか…
パーマやカラーのついでに、Doubleでぜひ読んでいって下さい。笑
「私買いますっ!」と言ってくれた方もちらほら。
勿論わたしのお客さまじゃなくても喜んでお貸ししますよ(^^)