2022,11,05
花の偏愛日記
ブラック・ジャック編
今回ご紹介するのは、漫画『ブラック•ジャック』
誰もが知る手塚治虫作品です!
手塚治虫先生といえば、戦後の漫画界を牽引した漫画の神様。
(なんと“漫画の神様“と検索すると、手塚治虫のWikipediaが1番に出てくるようにまでなっています)
そんな手塚治虫先生は大学時代、医学を学んでいましたが、漫画が軌道に乗った事で医者の道は諦めます。
そんな手塚治虫だからこそ描ける医療漫画が、『ブラック•ジャック』。
物語は医者のジレンマや、人間の醜い部分、生命の尊さが描かれています。
1話完結なので、とても読みやすい!
医学的リアリティと、漫画ならではのフィクションが並存しています。
幸せな気持ちになる話が半分。
暗い気持ちになる話が半分。
といったところでしょうか...
子供の頃は、怖いもの見たさで読んでいたような気がします。
大人になって読むと、涙無しには読めません...!!
無免許の天才外科医ブラック•ジャック(本名 間黒男)がまたアウトローでキザでカッコ良い。
医療漫画ですが、シリーズ中にはロマンスもいくつか存在します!
ピノコは助手であり娘であり奥さん。このブラック•ジャックとの絶妙なプラトニックな関係が私は大大大好きです。
何故娘であり奥さんなのか...それを描いた話もぜひ読んで頂きたいです。
他にも、何故ブラックジャックの顔はツギハギなのか、肌や髪の色がバラバラなのかもぜひ読んで知って頂きたい...!!
他にも安楽死を推奨する医者のキリコや、ブラックジャックの手術がきっかけで男として生きていく元彼女の如月めぐみ、ブラックジャックを手術した命の恩人である本間先生。
それだけ知っておけば、どの話から読んでも大丈夫です。
どんな人でもおすすめの漫画です。
名前は知っていたけど読んでない!という方も多いんじゃないでしょうか?
あぁ...読んでもらいたい...
読書の秋でも、そうじゃなくても、いつだって漫画ばっかり紹介してしまう私、花でした!